【決算】神戸高速鉄道は累積損失解消。2017年度は2.4億円の純利益を計上

元町・花隈~高速神戸~西代の東西線と、新開地~湊川までの南北線、および北神急行の施設部分を運営し、列車は他社に直通させている、神戸高速鉄道株式会社が2017年度(経済用語では2018年3月期といいます)の決算を発表しました。

それによると、今期の純利益(黒字)額は2億3900万円、利益剰余金(これまで貯めている預金)は1億9100万円でした。

 

借金が少なくなり、今期より貯金が出来るように

 

神戸高速鉄道株式会社は昨年度より累積損失解消を解消、利益剰余金についても昨年度は4700万円の累積赤字でした(借金が大きかった)が、今期より黒字転換(貯金が出来るようになった)を図っています。

この借金の内訳としては、トンネル掘削費などの減価償却費が大部分を占めています。特に北神急行部分の建設費がかなり高くついていると見られています。

 

2010年に策定した中期経営計画では累積損失解消は2021年度を予定していましたが、4年の前倒しとなりました。これはすごい。

 

同社は神戸市が40%を出資する第三セクターとして運営されてきましたが、現在は阪急阪神ホールディングスが約51%(阪神電鉄・阪急電鉄で25.86%づつ出資)の傘下にある第三種鉄道事業者(鉄道施設を保有する会社)です。

 

【参考】鉄道事業者の分類

第一種鉄道事業者:
自らが所有する線路を使用して、鉄道による旅客または貨物の運送を行う事業者

第二種鉄道事業者:
自らが所有する線路以外の線路を使用し、鉄道による旅客または貨物の運送を行
う事業者

第三種鉄道事業者:
自らが所有する線路を、第二種鉄道事業者に専ら使用させる事業者

 

 

また、泉北高速鉄道や北大阪急行と同じく、準大手私鉄に分類されます。

 

 

参考資料

http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/giann_etc/H29/img/gaitoku291120-5.pdf