スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」(FGO)をリリースしている株式会社アニプレックスが、が2018年度(経済用語では2019年3月期といいます)決算が発表しました。
それによると、今期の売上高は1950億1900万円、純利益(黒字)額は298億5000万円、利益剰余金(これまで貯めている預金)は681億円と驚異的な数字を記録しています。
前年度との比較
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2017年度 | 345億6100万円 | 555億3100万円 |
2018年度 | 298億5000万円 | 681億円 |
前年度との比較。約47億円の減益となりました。
アニプレックスはソニー・ミュージックエンターテイメントが100%株式を保有する企業であり、元々はアニメの企画制作やアニメ関連の音楽・映像作品を手がける企業です。
2015年からFate/Grand Orderの配信を開始し、これが大ヒットを記録。
2015年度の営業利益は91%増加の73億円、2017年度の今年も前年比2倍超の345億円と3年連続で増益。今年は一転減益となったものの、それでもなかなか好調な数字を見せています。
『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が興行収入約2.4億円を記録! 2週連続で週末の興行成績でTOP10入り! https://t.co/fuocEzje7u #青ブタ
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) June 26, 2019
2019年度においては「青春ブタ野郎」シリーズが新たに人気を博し始めているそうで、同作品の映画においては興行収入2億4000万円を計上しています。