筑豊電鉄、3391万円の黒字を計上(2023年度)

西日本鉄道の子会社で、北九州市の黒崎駅前~筑豊直方を結ぶ筑豊電鉄鉄道株式会社が2023年度の決算を発表しました。

それによると、今期の純利益(黒字)額は3391万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は13億7342万円でした。

 

概要

筑豊電鉄は、北九州市と直方市で鉄道事業を経営しています。

写真にも写っている3000系は老朽化が進んでおり、車体こそ経年35年程度なものの足回りは旧型の2000形を流用していることから60年程度となります。

この状況を鑑み、今年9月から運賃を値上げ。3000形を新車で置き換える計画です。

筑豊電鉄では2015年より低床LRV車両「5000形」の投入を進めており、2017年度で当初予定の4編成全てが出揃いました。

鉄道プレスでも掲載しましたが、おそらくはこの5000形が増備されるものとみられます。

 

関連リンク

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