富山県東部で鉄道事業を行う富山地方鉄道株式会社が、2025年度の決算を有価証券報告書内で発表しました。
これによると、
営業収益(売上高): 108億2242万円
親会社株主に帰属する当期純利益(黒字): 13億2252万円
利益剰余金: 95億247万円
と一応黒字決算となっています。
ただし、後述するようにこの黒字は補助金がメインで、営業面だけで見れば赤字となっています。
前年度との比較
| 売上高 | 当期純利益 | 利益剰余金 | |
| 2022年度 | 91億528万円 | 5億1840万円 | 58億458万円 |
| 2023年度 | 94億6502万円 | 12億9737万円 | 70億4466万円 |
| 2024年度 | 102億9868万円 | 11億3528万円 | 81億7994万円 |
| 2025年度 | 108億2242万円 | 13億2252万円 | 95億247万円 |
鉄道部門において運賃改定を行った関係で、売上高は大きく伸びました。
ただ営業での業績は9990万円の赤字(連結決算、単体では7984万円の赤字)で、そこに補助金9億2800万円が加算されて黒字になっています。
補助金の内訳は以下の通りです。
乗合バス欠損補助金(国・富山県) 6億5214万円
鉄軌道施設総合安全対策補助金(国) 1億488万円
公共交通等燃料価格高騰対策支援事業費補助金(富山県・富山市) 1億5944万円
セグメント別
鉄道事業…売上高14億9453万円/損失 ▲6,690万円
軌道事業…売上高10億8492万円/利益1億9206万円
バス事業…売上高23億4397万円/利益2億5057万円
レジャー事業…売上高2億3961万円/利益5117万円
航空輸送代理業…売上高1845万円/利益1845万円
不動産業…売上高5億6058万円/損失▲7984万円
セグメント(部門)別の売上の様子。軌道事業が意外に儲かっていますね…!ちょっと意外でした
関連リンク
参考文献
富山地方鉄道「第143期 有価証券報告書」


