
日本一稼ぐ第三セクター鉄道として有名な智頭急行株式会社が、2024年度の決算を公式サイト内にて発表しています。
それによると今期の売上高は27億4486万円、純利益(黒字)額は2億6358万円となりました。
この数値は補助金等を繰入した後の数字ではありますが、純粋な営業だけの成績(営業損益)だけを見ても2億4618万円の黒字となっています。
概要・比較
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
2024年度 | 27億4486万円 | 2億4618万円 | 2億6358万円 |
2023年度 | 24億7084万円 | 8176億円 | 1億6301万円 |
過去との比較。今期は営業利益が大きく続伸しています。

智頭急行は、鳥取県の智頭駅から兵庫県の上郡駅までを結ぶ鳥取県などが出資する第三セクターです。智頭~上郡間を結ぶ最速の「陰陽連絡線」として機能しています。
第三セクターの優等生として知られる智頭急行ですが、その名に違わず好調な営業成績を記録しています。

「鉄道プレス」でもお伝えしているように、メイン特急である「スーパーはくと」用 HOT7000形は更新時期に差し掛かっており、今後設備投資費用が増大する見込みです。
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