福井県を地盤とするえちぜん鉄道株式会社が2017年度（経済用語では2018年3月期といいます）の決算を発表しました。
それによると、今期の純損失（赤字）額は500万円、利益剰余金（これまで貯めているお金のこと）は100万円でした。
出典：http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/image/timetable_160327.pdf
えちぜん鉄道は、旧京福電鉄が保有していた路線を継承した沿線の5自治体が株主となる第三セクターであることから、あまり多大な赤字を計上しない限りは引き続き沿線の足として維持されていくものと見られます。
2016年には「フェニックス田原町ライン」として三国芦原線と福井鉄道との相互直通運転を実施、L形（写真）と呼ばれる新型車両を福井県と国との折半にて6億円で導入しています。
