神戸・西宮・尼崎などをメインエリアとする阪神バス株式会社が2020年度(経済用語では2021年3月期といいます)の決算公告を発表しました。
それによると、今期の純損失(赤字)額は8億6401万円、利益剰余金(これまで貯めている預金など)は23億8546万円でした。
昨年度との比較
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2019年度 | 4億2286万円 | 34億1862万円 |
2020年度 | ▲8億6401万円 | 23億8546万円 |
前年度との比較。約12億円の純利益マイナスで赤字転落となりました。
ここ5年程は優秀な数字を残していた阪神バスも、流石に厳しい数字で着地です。
阪神バスは長らく阪神電鉄が直営で行ってきたバス事業でしたが、2009年に分社化・独立して現在に至ります。
現在でも阪神電鉄が100%の株式を保有しており、同社の子会社扱いとなっています。
2016年からは元尼崎市交通局だった路線を受け継ぎ、その規模は大きくなっています。
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