
金沢市周辺で鉄道事業を行う北陸鉄道株式会社が、2024年度の決算を有価証券報告書内で発表しました。
それによると、今期の営業収益(売上高)は120億5746万円、純利益(黒字)額は6億252万円、利益剰余金は46億1542万円となりました。
前年度との比較

売上高 | 当期純利益 | 利益剰余金 | |
2022年度 | 103億2318万円 | 6億5300万円 | 31億8734万円 |
2023年度 | 111億8016万円 | 8億2554万円 | 40億1289万円 |
2024年度 | 120億574万円 | 6億252万円 | 46億1542万円 |
北陸”鉄道”と名前がつくものの、収益の大半はバス事業がメインとなっています。
数字にも表れており、鉄道事業の売上が5.9億円なのに対し、バス事業は85億円と16倍近くの差があります。
ただ今期は鉄道事業が伸びており、前年比+11.3%となりました。

上記輸送業の他、レジャー・サービス業と不動産業、建設業があり、レジャー・サービス業では物品販売業・自動車教習業などがあります。
運輸業…鉄道、バス
レジャー・サービス業…ソフトウェア開発。情報処理業、旅行業、ガソリンスタンド、自動車教習業、清掃受託、航空地上業務、保険代理店、小松空港内売店
建設業…電気工事、道路工事
不動産業…賃貸業
関連リンク
参考文献
北陸鉄道『第113期 有価証券報告書』