阪急阪神HD、売上高1兆円へ回復(2024年度)

阪急阪神ホールディングス株式会社は、2024年度(2025年3月期)の決算を発表しました。

今回の発表によると売上高は1兆1068億円、黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、673億円の黒字決算となっています

 

概要・比較

売上高 営業利益 純利益
2024年度 1兆1068億5400万円 1108億7900万円 673億円
2023年度 9976億1100万円 1056億8900万円 677億円

過去との比較。売上高ベースで11.0%の増収、▲0.6%の減益率となっています。

コロナ以来長らく低迷していた売上高ですが、今期は久しぶりに1兆円を回復しましたね。

 

部門別

セグメント(部門)別に見ると、以下の通りとなりました。

【各部門の営業利益】
都市交通業:350億円
不動産業:576億円
エンタテイメント業:114億円
情報・通信業:68億円
旅行業:52億円
国際輸送業:▲12億円

都市交通業は阪急・阪神電車が回復基調にある他、北大阪急行の延伸も伴って増収になりました。

不動産業も「グラングリーン大阪」の開業が大きく寄与しているようです。

国際輸送業のみが唯一赤字となっていますが、為替レートの変動で影響が出ているようです。

 

関連リンク

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京阪HD、282億円の黒字決算を発表(2024年度)

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参考文献

阪急阪神ホールディングス株式会社『2025年度3月期 決算短信[日本基準] (連結』、2025年5月14日

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