阪神バス、4.6億円の黒字を計上(2023年度)

神戸・西宮・尼崎などをメインエリアとする阪神バス株式会社が2023年度(経済用語では2024年3月期といいます)の決算公告を発表しました。

それによると、今期の純利益(黒字)額は4億6917万円、利益剰余金(これまで貯めている預金など)は24億9034万円でした。

 

 

昨年度との比較

当期純利益 利益剰余金
2021年度 ▲5億8986万円 17億9559万円
2022年度 3億7596万円 21億7156万円
2023年度 4億6917万円 24億9034万円

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

直近3年の比較。コロナでは苦戦しましたが、順調に戻りつつありますね。

阪神バスは長らく阪神電鉄が直営で行ってきたバス事業でしたが、2009年に分社化・独立。

現在でも阪神電鉄が100%の株式を保有しており、同社の子会社扱いです。

路線バス事業の他、高速バス「サラダエクスプレス」というおいしそうな名前(?)のバスも運行しています。

2016年からは元尼崎市交通局だった路線を委譲されて「尼崎市内線」として運行しており、規模が大きくなっています。

 

バックナンバー

阪神バス、3.7億円の黒字転換(2022年度)

阪神バス、5.89億円の赤字を計上(2021年度)