JR東海傘下で、名古屋地区を中心に運行するジェイアール東海バス株式会社は、2023年度の決算を発表しました。
それによると今期の純利益(黒字)額は3億2000万円、利益剰余金(これまで貯めている預金や資産)は13億3500万円となりました。
年度での比較
決算年度 | 純利益 | 利益剰余金 |
---|---|---|
2022年 | 3500万円 | 10億1400万円 |
2023年 | 3億2000万円 | 13億3500万円 |
※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す
国鉄バスを源流として、鉄道の民営化と共に誕生したのがジェイアール東海バスです。
当初は東海旅客鉄道自動車事業部として発足し、1988年にバス部門を分社化してスタートしました。
ちなみに「ジェイアール」がカタカナなのは、発足時に商号としてアルファベットが認められていなかったことに起因するものです。
現在では”JR”とアルファベット書きにすることも可能ですが、変更によるコストなどの問題から存置されているものとみられます。