JR東日本、2242億円の黒字決算を発表(2024年度)

東日本旅客鉄道株式会社は、2024年度(2025年3月期)の決算を発表しました。

今回の発表によると売上高は2.8兆円、黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、2248億円の黒字決算となっています。

コロナ時代は酷い有様でしたが、2022年度から黒字転換を果たしており、23・24年度と2年連続の増益となっています。

 

概要・比較

売上高 営業利益 純利益
2024年度 2兆8875億5300万円 3767億8600万円 2242億8500万円
2023年度 2兆7301億1800万円 3451億6100万円 1964億4900万円

過去との比較。

売上高ベースで5.8%、営業利益ベースで9.2%の増益率となっています。

 

部門別

セグメント(部門)別に見ると、以下の通りとなりました。

【各部門の営業利益】
運輸業:1,760億円
流通・サービス業:605億円
不動産・ホテル業:1,203億円

まぁなんというか、まんべんなく優秀で特に書くことがありませんね

コロナ前の2019年比ではまだ回復しきっていないようではありますが…。

 

今後の計画としては、

・羽田空港アクセス線建設
・ホームドア整備の加速
・山形新幹線~東北新幹線の福島駅アプローチ線
・E10系開発
・ワンマン化
・自動運転化

等が盛り込まれています。

 

関連リンク

仙台空港鉄道、1.2億円の黒字を計上(2023年)

 

参考文献

東日本旅客鉄道株式会社「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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