大阪梅田にそびえ立つ高層ビル「大阪マルビル」を運営する株式会社大阪マルビルが、2018年度(経済用語では2019年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は36億3600万円、純利益(黒字)額は6億2700万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や土地資産などのこと)は34億1100万円でした。
大阪マルビルは、梅田の歴史を紐解くと必ずその名前が出る地主「吉本氏」の分家にあたる吉本晴彦氏が1976年に設立した高層ビルです。円形のユニークな形状や、梅田の高層ビルの先駆けとして著名な建物でもあります。
一時は債務超過に陥ったことから大和ハウス工業がスポンサーに名乗りを上げて同社の子会社となり、子息である吉本晴之氏が代表取締役を務められているようです。