大手書店チェーンである「丸善」「ジュンク堂」などを運営している「株式会社丸善ジュンク堂書店」は、2020年度(経済用語では2021年1月期といいます)の決算を発表しました。
それによりますと、今期の売上高は671億9100万円、純損失(赤字)額は2億8900万円でした。
赤字額が大きく縮小
売上高 | 当期純利益 | 利益剰余金 | |
2018年度 | 743億9000万円 | ▲1億1200万円 | ▲50億4600万円 |
2020年度 | 671億9100万円 | ▲2億8900万円 | ▲3億700万円 |
利益剰余金が大幅に復活し、マイナス3億円にまで減っています。総資産から40億円程度減っていますが、資産を取り崩したのでしょうか…?
書店を取り巻く環境は年々厳しくなり、2018年1月には突如天牛堺書店が破産、4月には私もお世話になった旭屋書店が独立系から脱してCCC傘下になるなどしています。
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