
名古屋鉄道株式会社(名鉄)は、2024年度(2025年3月期)の決算を発表しました。
今回の発表によると売上高は6907億円、黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、377億円の黒字決算となっています。
概要・比較

※売上高:売れた全体のお金 // 営業利益:経費を差引した後、本業で得た利益
純利益:税金・借金の利子等を引いた、最後に残る利益
過去との比較。売上高ベースで14.9%の増益、営業利益ベースでは9.0%の減益となりました。
純利益部分だけが大きく増加していますが、これは子会社増加による負の暖簾発生益によるものです。
部門別
【各部門の営業利益】
交通事業:196億円
運送事業:▲37億円
不動産事業:189億円
レジャー・サービス事業:25億円
流通事業:▲12億円
航空関連サービス事業:22億円
「鉄道プレス」でお伝えしたように、今後の計画としては、
・9500系/9100系の投入
・鶴舞線直通「500系」の投入
・知立駅等の高架化事業
・新一宮駅ビルのリニューアル竣工
・名古屋駅ビル再開発
等が計画されています。
関連リンク
参考文献
名古屋鉄道株式会社「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」