中型・小型の鉄道車両製造を得意とする新潟トランシス株式会社が、2025年度の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は196億200万円、純利益(黒字)は1億4900万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や土地資産などのこと)は20億800万円でした。
前年度との比較
| 当期純利益 | 利益剰余金 | |
| 2023年度 | 15億6800万円 | 33億600万円 |
| 2024年度 | ▲4億6200万円 | 19億300万円 |
| 2025年度 | 1億4900万円 | 20億800万円 |
前年度との比較。昨年は赤字でしたが、再び黒字へと引き戻しています。
解説
新潟トランシスは新潟鐵工所を前身とする企業で、債務超過に陥った同社を石川島播磨重工業(現在のIHI)がスポンサーとなり復活した企業です。
しかし2025年12月をもって、IHIは新潟トランシスを日本の投資ファンド「株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ」の「ジェイ・ケイ・エフ」へ売却することを発表。現在は同社が筆頭株主となっています。

新潟トランシスは、インチェントロのブレーメン形と呼ばれる海外製の路面電車のライセンス生産・供給を行っており、近年では栃木の新しいライトレールである宇都宮ライトレール用車両「HU300形」の納入して話題となりました。
この他、意外にも気動車も多く手掛けており、今年の初頭には北近畿タンゴ鉄道からJR西日本が設計した「キハ189形」の製造を受託しています。
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