仙台空港鉄道、1.2億円の黒字を計上(2023年)

仙台空港と仙台都心部への輸送を行う仙台空港鉄道株式会社が、2023年度の決算を発表しました。

それによると、今期の営業収益(売上高)は10億5494万円、純利益(黒字)額は1億2549万円、利益剰余金は▲79億7616万円でした。

 

黒字化へ

仙台空港鉄道は2007年に開業した路線で、宮城県や仙台市などの公的機関とJR東日本や七十七銀行など民間企業が出資する第三セクター鉄道です。

仙台空港駅から名取駅までが自社区間で、その先はJR東日本に乗り入れて仙台駅までを結んでいます。

保有しているSAT721系は、JR東日本721系と同等のモデルです。

長らく赤字運営でしたが2018年度に初の黒字化(但し金額は127万円程度)、2022年度からは本格的な黒字化(1.3億円)を果たしています。

 

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