多摩都市モノレール株式会社が2017年度(経済用語では2018年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は87億500万円、純利益(黒字)額は10億8400万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は70億8200万円でした。
大阪ではあまり聞かない名前ですが、多摩都市モノレール…略称「多摩モノレール」は東京都が79.9%を出資する第三セクターです。
大阪モノレールと同様に、玉川上水・立川・高幡不動など、郊外都市同士を結ぶ性格が強いモノレール路線です。
予定を大幅に超えた開業日によって工期が伸び。それに伴って総工費も2倍近くに膨らんだ結果、債務超過状態に陥ったことから2008年に東京都などから支援を受けています。