KATO(関水金属)と人気を二分する鉄道模型メーカー、株式会社トミーテックが2020年度(経済用語では2021年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の純利益(黒字)額は2億4857万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や棚卸資産、土地の評価額などのこと)は29億6955万円でした。
前年度との比較
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2019年度 | 1億7191万円 | 27億2968万円 |
2020年度 | 2億4857万円 | 29億6955万円 |
前年度との比較。約7000万円の増益となりました。コロナでも順調な伸び率です。
トミーテックは既存のNゲージ・HOゲージ(TOMIX)の他、鉄道コレクション・バスコレクション・ジオコレなどの鉄道模型の間口を広げるような商品や鉄道むすめ・バス娘のようなキャラクターグッズも展開しています。
さらに、親会社の合併(トミーとタカラ)によるチョロQなどの部門も引き継いています。
鉄道模型メーカーはトミーテックの他、関水金属(KATO)、グリーンマックス、マイクロエースの4社がトップシェアを持ち、それぞれしのぎを削っています。