鉄道模型のトミーテック、3510万円の赤字転換(2023年度)

KATO(関水金属)と人気を二分する鉄道模型メーカーで、タカラトミー傘下の株式会社トミーテックが2023年度の決算を発表しました。

それによると、今期の純損失(赤字)額は3510万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や棚卸資産、土地の評価額などのこと)は33億6314万円でした。

 

前年度との比較

当期純利益 利益剰余金
2021年度 3億1185万円 32億9011万円
2022年度 1億814万円 33億9825万円
2023年度 ▲3510万円 33億6314万円

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

前年度との比較。昨年も減益傾向でしたが、今年は赤字転換となりました。

親会社のタカラトミーは増収増益で、やや傾向が異なります。

 

企業の解説

トミーテックは1996年にトミー(現在のタカラトミー)から分離独立。

・Nゲージ
・HOゲージ(TOMIX)
鉄道コレクション(鉄コレ)
・バスコレクション
・ジオコレ

などの鉄道模型やその間口を広げるような商品や、鉄道むすめ・バス娘などのキャラクターグッズも展開しています。

鉄道模型メーカーはトミーテックの他、関水金属(KATO)、グリーンマックス、マイクロエースの4社がシェアを持ち、それぞれしのぎを削っています。

 

バックナンバー

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