【決算】日本トイザらス、2019年度は5.7億円の純損失(赤字)を計上

玩具量販店であるトイザらスの日本法人「日本トイザらス株式会社」は、2019年12月期の決算を発表しました。

それによると今期の売上高は1092億3300万円、純損失（赤字）額は5億7700万円、利益剰余金（これまで貯めている預金や不動産などの資産）は136億9200万円でした。

（今期決算公告は2019年12月31日までの11ヶ月間の決算のようです。）

年度比較

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

トイザらスは米国発祥の玩具量販店で、日本では日本マクドナルドの生みの親である「藤田田」氏が1989年に米国本社と提携して日本法人「日本トイザらス」を作ったところからスタートします。

藤田氏は「MTB構想（マクドナルド・トイザらス・ブロックバスター）」を掲げましたが、ブロックバスターについてはゲオに売却。現在はマクドナルドとトイザらスが営業を続けています。

その後、2017年に米国法人は倒産しながらも、日本法人では営業を続けてきました。（2019年には元社員らがブランドを引き継いで新会社を設立しています）

今期は前年度より赤字額が大幅に縮小しています。

営業利益・経常利益の段階でもマイナスでしたが、今期は営業利益・経常利益がプラスに転じています。