「トウキョウリンカイコウソクテツドウリンカイライン」でおなじみの東京臨海高速鉄道株式会社が、2023年度の決算を有価証券報告書内で発表しました。
それによると、今期の売上高は179億2736万円、純利益(黒字)額は31億6119万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は▲351億2265万円となりました。
昨年度との比較
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2021年度 | ▲20億1100万円 | ▲390億7700万円 |
2022年度 | 7億9300万円 | ▲382億8300万円 |
2023年度 | 31億6119万円 | ▲351億2265万円 |
コロナの不調から完全に立ち直りましたね!
単年度の黒字額が大きく、このペースで行くと12,3年程度で建設時の借金を返し終えそうです。
東京臨海高速鉄道は、お台場方面への路線を保有する第三セクター鉄道です。
JR線と相互直通運転を行い、大崎から東京ビッグサイト(国際展示場)を抜けて新木場へ到達する路線を保有しています。ビッグサイトへのアクセス時に乗車された方も多いのではないでしょうか。
現在運行している70-000形車両は経年劣化で更新に着手する段階であり、2025年10月以降から新車「71-000形」が投入されます。
投資費用は4編成で77億8900万円。2027年上半期までに8本を置換え、更新を完了させる見込みです。
関連リンク
参考文献
東京臨海高速鉄道「有価証券報告書」令和6年6月27日