
やたらと建設に反対されていた宇都宮ライトレール株式会社が、2024年度の決算を公式サイト内にて発表しています。
それによると今期の売上高は13億1505万円、純利益(黒字)額は1億9058万円となりました。
概要・比較
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
2024年度 | 13億1505万円 | 2億2263万円 | 1億9058万円 |
2023年度 | 7億3916万円 | ▲1億1502万円 | 5697万円 |
過去との比較。今期は全てにおいて大きく続伸。
特に当期純利益は前年度比234.5%増となっています。
結果で黙らせる宇都宮ライトレール

宇都宮ライトレールは、2023年に出来たばかりの新しい路面電車で、75年ぶりに新規開業した軌道路線として大きく話題になりました。
建設までに市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」が、「400億円もの巨費を投じて運行しても採算が合うはずがない」と的外れな反対運動を起こしていましたが、この数字を見て何を思うのでしょうか。
いずれにせよ、開業2年目からこの数字を出せるのは驚異的であるといえるでしょう。
とはいえ、宇都宮ライトレールは上下分離方式を採用しており、電車や線路、駅設備などの費用負担をしなくて良い点を考慮する必要があります。
関連リンク
参考文献
宇都宮ライトレール株式会社『2024 年度決算(概要)について』