「みなとみらい線」の横浜高速鉄道、過去最高11億円の黒字を計上(2023年度)

横浜市で「みなとみらい線」を運営する横浜高速鉄道株式会社は、2023年度の決算を発表しました。

それによると今期の純利益(黒字)額は11億700万円、利益剰余金(これまで貯めている預金や資産)は▲148億5400万円となりました。

4年ぶりの黒字転換、かつ過去最高の利益額となりました。

 

年度での比較

決算年度 純利益 利益剰余金 総資産
2022年度 ▲3億3100万円 ▲159億6200万円 2019億3300万円
2023年度 11億700万円 ▲148億5400万円 1993億9800万円

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

横浜高速鉄道は、横浜市・神奈川県・東急などが出資する第三セクター企業です。

みなとみらい線(横浜~元町・中華街駅間)を直轄して運営している他、こどもの国線の保有も行っています。

利益剰余金は大幅な赤字(=累積欠損学が多い)ですが、これはまだ開業から20年程度で建設費の償還が終わっていないことが理由にあると思われます。

 

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