【決算】「駅メモ!」を運営するモバイルファクトリー、2019年度は過去最高11億900万円の純利益(黒字)を計上

スマートフォンゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」などを展開するモバイルファクトリーは、2019年度(経済用語では2019年12月期といいます)の決算を発表しました。

それによると、今期の売上高は31億9000万円、純利益(黒字)額は前年度31%増の11億900万円と大幅な好調ぶりでした。

また、決算発表前となる1月28日には日本経済新聞からは飛ばし記事(公式発表前のリーク)として「モバファク、営業益4割増 19年12月期 「駅メモ!」好調」と報道され、概ねこの通りの結果となりました。

 

 

前年度との比較

 売上高(営業収益)  営業利益  経常利益  当期純利益
 2018年12月期 29億7800万円 8億4900万円 8億4800万円 5億8500万円
 2019年12月期 31億9000万円(+7.1%) 11億900万円(+30.7%) 11億900万円(+30.7%) 7億7300万円(+32.2%)

前年度との比較。全てにおいて過去最高の数値となっています。

 

出典:https://www.mobilefactory.jp/newsrelease/2019/20190516/


駅メモ!は同社の主力位置ゲームで、リリースから5周年を迎えます。

鉄道をイメージしたかわいいキャラクター「でんこ」と、スマホのGPS機能を用いて実際に鉄道駅を訪問するというポケモンGOのような位置情報連動ゲームです、

2019年には千葉都市モノレール・伊豆急行とのコラボや、音楽ゲーム「チュウニズム」とのコラボを行うなど、単一ゲームだけに限らない横展開が行われています。

 

参考資料

「2019年12⽉期決算説明資料」 株式会社モバイルファクトリー<3912> 2020年1⽉
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3912/ir_material_for_fiscal_ym/75614/00.pdf