「駅メモ!」運営のモバイルファクトリー、5.3億円の黒字を計上(2021年度)

スマートフォンゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」などを展開するモバイルファクトリーは、2021年度(経済用語では2021年12月期といいます)の決算を発表しました。

それによると、今期の売上高は28億9700万円、純利益(黒字)額は5億3800万円でした。

 

前年度との比較

 売上高(営業収益)  営業利益  経常利益  当期純利益
 2021年 28億9700万円 8億5000万円 8億5300万円 5億3800万円
 2020年 28億5500万円 8億6300万円 8億6600万円 5億8200万円
 2019年 31億9000万円 11億900万円 11億900万円 7億7300万円

直近3年の比較。おおよそ前年度とほぼ同じく横ばいの状態です。

緊急事態宣言や蔓延防止などの逆風が吹く中、「駅メモ7周年」「駅奪取10周年」などの周年記念イベントや月額サブスクなどの実装、および広島電鉄とのコラボ等を行った結果、業績を昨年と同程度に維持した格好です。

 

出典:https://www.mobilefactory.jp/service/


駅メモ!(ステーションメモリーズ!)はリリースから7周年を迎える、同社の主力位置ゲームです。

鉄道をイメージしたかわいいキャラクター「でんこ」と、スマホのGPS機能を用いて実際に鉄道駅を訪問するというポケモンGOのような位置情報連動ゲームです。

 

参考資料

「2021年12⽉期決算短信」 株式会社モバイルファクトリー<3912> 2022年1⽉

 

関連リンク

【決算】「駅メモ!」を運営するモバイルファクトリー、2020年度は5億8200万円の純利益(黒字)を計上