
豊橋市で鉄道事業を行う豊橋鉄道株式会社が、2024年度の決算を有価証券報告書内で発表しました。
それによると、今期の売上高は71億1462万円、純利益(黒字)額は5億150万円、利益剰余金は32億5604万円となりました。
ただしこのうち、沿線自治体から補助金1億7750万円、工事負担金として2億5757万円を受け取っています。
前年度との比較
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2022年度 | 2億1231万円 | – |
2023年度 | 3億2321万円 | 27億5453万円 |
2024年度 | 5億150万円 | 32億5604万円 |
2021年度まではコロナウイルスの影響で赤字でしたが、ここ3期は(補助金があるとはいえ)継続的に黒字を確保しています。
豊橋鉄道について

豊橋鉄道は、名古屋鉄道を大株主に持つ地域の私鉄です。
鉄道・軌道の両方を運営している他、豊鉄バスや豊鉄タクシー、豊鉄建設を傘下に持ちます。
軌道線では名鉄から譲受した車両が多数活躍する他、2009年には当時最新鋭だったリトルダンサー「ほっトラム」を導入するなど、軌道線の近代化にも積極的に取り組んでいました。
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