【決算】カスタムキャスト、2019年度は3280万円の純損失(赤字)を計上

3Dモデリングによるアバターを作れるサービス「カスタムキャスト」を配信する、株式会社カスタムキャストが、第2期となる2019年度(経済用語では2020年3月期といいます)の決算を発表しました。

それによると、今期の純損失(赤字)額は3280万円利益剰余金(これまで貯めているお金や棚卸資産、土地の評価額などのこと)は▲4994万円でした。

 

出典:公式サイト(http://customcast.jp/)より

ドワンゴとS-courtの合弁会社として設立された株式会社カスタムキャスト。Vtuber需要を満たすサービスは現代ならではのものです。

前年は3ヶ月間のみの決算でしたが、今年は1年フルでの決算となりました。前年は3ヶ月で1700万円の赤字(年間ベースに直すと6800万円)、今年は12ヶ月で3280万円の赤字と多少収支が改善しているようにも思えます。

 

カスタムキャストは月550円での定額制サービスを開始したり、2019年1月末からは男性キャラの配信を開始、更に衣装パックと呼ばれるキャラに着せれるコスチュームを増やす追加DLCなど、マネタイズを強化するサービスを次々に投入しており、その効果が出てきているようですね。