「GSパーク」の銀泉、6億円の黒字を計上(2022年度)

コインパーキングの「GSパーク」を運営する銀泉株式会社が、2022年度の決算を発表しました。

それによると、今期の売上高は273億7400万円、純利益(黒字)額は6億400万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は533億2000万円でした。

 

昨年度との比較

売上高 当期純利益 利益剰余金
2020年度 254億4300万円 32億2600万円 507億2900万円
2021年度 258億2400万円 24億700万円 527億9800万円
2020年度 273億7400万円 6億400万円 533億2000万円

前年度との比較。売上高は増加していますが、当期純利益は大幅に減少しています。

何か事業投資を行っているのでしょうか…?

2022年6月からは新しい代表取締役である成田学氏が就任しています。

 

「銀泉」…?

「銀泉」とだけ聞くと馴染みが薄いかもしれませんが、GSパークと聞くと「ああ!」となる方も多いのではないでしょうか。そう、あの青い駐車場の運営元会社です。

駐車場業界では「タイムズ」のパーク24や、三井不動産の「三井のリパーク」に次ぐ第3位のポジションです。

【2020年度売上高ランキング】

①パーク24(タイムズ)…2689億円
②銀泉(GSパーク)…254億円
③日本駐車場開発…229億円
④パラカ…124億円

(三井のリパークは、2019年度のデータによると835億円)

ちなみに主要株主には三井住友銀行や三井住友カードが名を連ねており、同業の「三井のリパーク」共に同じ駐車場事業を行う企業が並んでいます。

この他、不動産事業(オフィスビルや賃貸マンション)も展開しています。

 

関連リンク

「GSパーク」の銀泉、32億円の黒字を計上(2020年度)