日本一稼ぐ第三セクター鉄道として有名な智頭急行株式会社が、2022年度の決算を公式サイト内にて発表しています。
それによると今期の純損益(赤字)額は849万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や土地資産などのこと)は49億284万円となりました。
概要
智頭急行は、鳥取県の智頭駅から兵庫県の上郡駅までを結ぶ鳥取県などが出資する第三セクターです。智頭~上郡間を結ぶ最速の「陰陽連絡線」として機能しています。
コロナ社会が明けたことで鉄道輸送も戻りつつある…かと思いきや、最終的には849万円の赤字となりました。
また、この数値は補助金等を繰入した後の数字で、純粋な営業だけの成績(営業損益)としては1億3833万円の赤字となっています。
とはいえ、2億・0.9億の赤字だった前年度と比較すると、その落ち込みはかなり改善してきています。コロナ前は4億円近くを稼ぎ出す優良会社だっただけに、今年度に期待ですね。