京阪バス、14億円の黒字計上(2022年度)

守口・寝屋川・枚方などの大阪府北東エリアや、京都市などをメインエリアとする京阪バス株式会社が2022年度の決算公告を発表しました。

それによると、今期の純利益（黒字）額は14億4485万円、利益剰余金（これまで貯めているお金や棚卸資産、土地の評価額などのこと）は79億7798万円でした。

昨年度の比較

直近3年間の比較。コロナの影響で2年間赤字で苦しんだ京阪バスですが、今期は黒字転換を果たしています。

1922年創業の京阪バスは赤い車体が特徴的で、路線バス事業の他に観光バス事業・空港リムジンバス事業も手がけます。

近年は電気バスの導入にも積極的で、京都駅前～鉄道博物館～七条駅の路線では既に中国・BYD製の電気バスを走行させています。

多くのバス会社は観光バスと路線バスとでカラーリングが異なるケースが多いですが、京阪バスでは一貫して赤色が使用されており、ブランディングが明確な印象です。