阪神バス、3.7億円の黒字転換(2022年度)

神戸・西宮・尼崎などをメインエリアとする阪神バス株式会社が2021年度(経済用語では2022年3月期といいます)の決算公告を発表しました。

それによると、今期の純利益(黒字)額は3億7596万円、利益剰余金(これまで貯めている預金など)は21億7156万円でした。

 

昨年度との比較

当期純利益 利益剰余金
2021年度 ▲5億8986万円 17億9559万円
2022年度 3億7596万円 21億7156万円

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

前年度との比較。2年連続の赤字から一転、今期は黒字転換となりました。

阪神バスは長らく阪神電鉄が直営で行ってきたバス事業でしたが、2009年に分社化・独立。現在でも阪神電鉄が100%の株式を保有しており、同社の子会社扱いです。

路線バス事業の他、高速バス「サラダエクスプレス」というおいしそうな名前の(?)バスも運行しています。

2016年からは元尼崎市交通局だった路線を委譲されて「尼崎市内線」として運行しており、規模が大きくなっています。

 

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