和泉中央からなかもずまでを結ぶ泉北高速鉄道株式会社が、2022年度（経済用語では2023年3月期といいます）の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は136億7500万円、純利益（黒字）額は5600万円、利益剰余金（これまで貯めているお金のこと）は501億6000万円でした。
純利益大幅増
泉北高速鉄道は例年30億円近い利益を上げている優良企業ですが、今年は5600万円での着地となりました。
長らく大阪府系の「大阪府都市開発株式会社」として運営されてきましたが、2014年から南海電鉄が株式を99%取得し、南海傘下企業となっています。
その影響で長年独自設計だった車両も、今年から導入される新形式車両「9300系」では、南海8300系と基本設計が共通となっています。
ちなみに、泉北高速鉄道は鉄道事業だけでなくトラックターミナル事業も保有しており、鉄道と共に同社を支える柱となっています。
