大手GMSであるイオン株式会社が100%の株式を保有し、イオンモールの中を中心に展開する株式会社未来屋書店は、2017年度(経済用語では2018年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は560億7382万円、純損失(赤字)額は15億2667万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は7億6642万円でした。
書店が厳しい
書店ビジネスは苦境が続いています。
未来屋書店は売上高ベースにおいて書店業界第3位に位置しますが、以前紹介した業界2位の「丸善・ジュンク堂」も23億円の赤字を計上しています。
未来屋書店はまだイオングループ傘下にあるので存続の見通しはまだ立ちますが、このままいくと本当に書籍店が成り立たなくなってしまいそうです。
参考文献
マイナビニュース『書店の売上高ランキング、1位は紀伊國屋書店 – 2位は?』
https://news.mynavi.jp/article/20160721-a444/