明石・神戸西地域をメインに運行し、山陽電鉄の傘下にある山陽バス株式会社は、2020年度(経済用語では2021年2月期といいます)決算を発表しました。
それによると今期の純損失(赤字)額は6億5836万円、利益剰余金(これまで貯めている預金や資産)はマイナス6億512万円となりました。
年度比較
決算年度 | 純利益 | 利益剰余金 | 総資産 |
2018年2月期 | 23万円 | 2億5166万円 | 21億5324万円 |
2019年2月期 | ▲2億4300万円 | 834万円 | 17億9463万円 |
2020年2月期 | 2489万円 | 3324万円 | 20億8794万円 |
2021年2月期 | ▲6億5836万円 | ▲6億512万円 | 16億491万円 |
※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す
解説
山陽バスは山陽電鉄から高速バス・貸切バスなど大型バス事業のみを引き継ぎ、2004年に誕生したバス会社です。
今年度は新型コロナウィルスの影響をモロに受け、電鉄部門共々赤字転落となりました。
ただグループ全体としては不動産など他事業が順調だったこともあり、今期の鉄道事業者としては珍しく黒字決算となっています。