【決算】日本トイザらス、2020年度は8.5億円の純損失(赤字)を計上

玩具量販店であるトイザらスの日本法人「日本トイザらス株式会社」は、2020年度(経済用語では2020年12月期といいます)の決算を発表しました。

それによると今期の売上高は1040億1100万円、純損失(赤字)額は8億5400万円、利益剰余金(これまで貯めている預金や不動産などの資産)は128億2400万円でした。

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年度比較

決算年度 純利益 利益剰余金 総資産
2018年1月期 22億7400万円 N/A 663億7700万円
2019年1月期 ▲33億6500万円 142億6900万円 610億1900万円
2019年12月期 ▲5億7700万円 136億9200万円 599億300万円
2020年12月期 ▲8億5400万円 128億2400万円 591億8800万円

※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す

会計年度変更の為、昨年度は2月1日~12月31日までの数値となっている点に注意。

 

解説

トイザらスは米国発祥の玩具量販店で、日本では日本マクドナルドの生みの親である「藤田田」氏が1989年に米国本社と提携して日本法人「日本トイザらス」のフランチャイズ店舗を作ったところからスタートします。

藤田氏は「MTB構想(マクドナルド・トイザらス・ブロックバスター)」を掲げましたが、この内レンタルビデオ事業のブロックバスターはゲオへ売却。現在はマクドナルドとトイザらスが営業を続けています。

その後、2017年に米国法人は倒産しながらも、日本法人では営業を続けてきました。(2019年には元社員らがブランドを引き継いで新会社を設立していますが、コロナウィルスの影響で閉店しています。)

 

コロナウィルスの影響は米国だけでなく日本でも大きいようで、今期は前年度より赤字額が拡大しています。

 

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