準大手私鉄に分類され、和泉中央からなかもずまでを結ぶ泉北高速鉄道株式会社が、2019年度(経済用語では2020年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は139億5700万円、純利益(黒字)額は33億8000万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や棚卸資産、土地の評価額などのこと)は447億2500万円でした。
直近5年間の振り返り
泉北高速鉄道の直近3年の決算は次の通り。
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2015年度 | 27億4600万円 | 328億4900万円 |
2016年度 | 27億4600万円 | 359億円 |
2017年度 | 30億300万円 | 389億400万円 |
2018年度 | 32億500万円 | 413億4400万円 |
2019年度 | 33億8000万円 | 447億2500万円 |
※データは官報各号より
毎年30億円近い利益を上げている優良企業ですね。新車投入のペースが早いのも頷けます。
同じ大阪に本社を置く準大手私鉄として同列に語られる北大阪急行ですが、2社の収益力には桁一つ違う大きさがあります。