叡山電鉄、1.9億円の黒字を計上(2022年度)

京都市北部で鉄道事業を営む京阪ホールディングス傘下の叡山電鉄株式会社は、2022年度の決算を発表しました。

それによると今期の純利益(黒字)額は1億9500万円、利益剰余金(これまで貯めているお金や土地資産などのこと)は14億1600万円となりました。

 

京福から京阪へ

叡山電鉄は、出町柳~鞍馬・八瀬比叡山口間を結ぶ鉄道事業者です。

元々は京福電気鉄道の傘下でしたが、2002年から京阪電鉄が株式100%を保有する親会社となり、その後京阪ホールディングス傘下となっています。

1997年にデオ900形「きらら」の投入が行われた後は長らく変化がありませんでしたが、2018年にデオ700形を改造した「ひえい(732号車)」の運行をスタート。

そのインパクトはすさまじく、公式サイトがサーバー落ちした程の反響をもって迎えられました。

現在もデオ700形の更新工事は進んでおり、「ひえい」ほどではありませんがガラリと印象を変え整美な顔つきとなったデオ700形が増えています。

 

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