阪急阪神ホールディングス傘下の株式会社阪急交通社が、2020年度(経済用語では2021年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は93億1600万円、純損失(赤字)額は54億1900万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は38億9200万円でした。
厳しい旅行会社
関西地区では古くから馴染みのある名前であるにも拘らず「第14期決算」と数字が少ないのは、阪急阪神統合絡みのようです。
現在の阪急交通社は3代目で、本社を梅田に置きます。
阪急交通社は国内旅行取扱高において第6位。JTBや楽天、さらに同じく鉄道企業を親会社に持つ近畿日本ツーリストに差を開けられています。
今期はコロナウイルスの影響をモロに受け、54億円の赤字を出しています。先述した近鉄系の「近畿日本ツーリスト」と共に、旅行会社はどこも厳しいですね…。