玩具量販店であるトイザらスの日本法人、日本トイザらス株式会社は、2018年度(経済用語では2019年2月期といいます)決算を発表しました。
それによると今期の純損失(赤字)額は33億6500万円、利益剰余金(これまで貯めている預金や不動産などの資産)は142億6900万円でした。
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年度比較
決算年度 | 純利益 | 利益剰余金 | 総資産 |
2018年1月期 | 22億7400万円 | N/A | 663億7700万円 |
2019年1月期 | ▲33億6500万円 | 142億6900万円 | 610億1900万円 |
※万円以下は切り捨て
※▲はマイナスを表す
解説
トイザらスは米国発祥の玩具量販店で、日本では日本マクドナルドの生みの親である「藤田田」氏が1989年に米国本社と提携して日本法人を作ったところからスタートします。
藤田氏は「MTB構想(マクドナルド・トイザらス・ブロックバスター)」を掲げましたが、ブロックバスターについてはゲオに売却。現在はマクドナルドとトイザらスが営業を続けています。
その後、2017年に米国法人は倒産しながらも、日本法人では営業を続けてきました。
しかしながら今期、33億円もの多大な赤字を計上しており、先行きが危ぶまれるところです