準大手私鉄に分類され、千里中央から江坂までを結ぶ北大阪急行電鉄株式会社が、2018年度(経済用語では2019年3月期といいます)の決算を公式サイト内にて発表しています。
それによると、今期の純利益(黒字)額は3億154万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は74億6156万円でした。
直近の振り返り
北大阪急行電鉄における直近4年間の決算は次の通り。
当期純利益 | 利益剰余金 | |
2015年度 | 4億600万円 | 70億600万円 |
2016年度 | 2億9100万円 | 71億4800万円 |
2017年度 | 3億1118万円 | 73億1002万円 |
2018年度 | 3億154万円 | 74億6156万円 |
ここ数年は平均して毎年3億円前後の利益を上げています。
この数字には鉄道事業の他、AZALL桃山台などの不動産事業も寄与しています。
新線開業は2023年度へ延期
北大阪急行は、2023年度に約50年ぶりとなる新規路線開業を控えており、現在工事が進められています。
当初は2020年度開業予定だったものの、箕面船場周辺で1970年頃に埋められた埋蔵物が見つかり工事スケジュールに支障が出たことから、3年延期されました。
またOsaka-Subway.comでは工事の進捗状況もお伝えしていますので、あわせて御覧下さい。