かつて在来線最速の160km/hをマークした「はくたか」が突っ走っていた、犀潟~六日町間を結ぶ北越急行株式会社が2017年度(経済用語では2018年3月期といいます)の決算を発表しました。
それによると、今期の売上高は5億2185万円、純損失(赤字)額は5億8067万円、利益剰余金(これまで貯めているお金のこと)は74億6668万円でした。
「はくたか」がいなくなって3年
鉄道ファンには有名な北越急行のはくたか。真っ赤な681・683系「スノーラビット」の勇姿は誰しもが知るところですね。
北陸新幹線開業に伴い首都圏⇔北陸圏のメイン輸送を同線に移し、活躍していたスノーラビット編成はJR西日本に売却、以後ローカル輸送に徹しています。
その中でもHK100形を使用した「超快速スノーラビット」「スノータートル」など話題性に飛んだ電車を運行していますが、事前から予想していたとはいえなかなか厳しい現状です。
なお、北越急行は今年12月より普通運賃と通勤定期運賃を10%値上げする申請を国土交通省に行っています。